ご存知、日本時間で1/30にサッカーU23の試合がありました。お相手はなんかいろいろと日本とごちゃごちゃしている韓国です。見事試合をひっくり返す「勝利」にぼくがみえたものを語ります。
負けてる状態から粘り勝ち
人生そのものじゃん⚽️代表お疲れ様!
— 邦hico (@dd_kunihico) 2016, 1月 30
「試合はホイッスルまでだよ」3-2で逆転勝ち
流れはニュースサイトで知れるのでざっくりですが、前半2点とられた日本。後半で3点を取り返します。逆転したうえに、後半はゴールを守り切って勝利します。
きっと前半の2点で、テレビを消した人も多かったでしょう。僕は仕事で起きていたのですが、ツイッターのタイムラインの盛り上がりがすごかったですね。
「バルス」等とは違った、盛り上がり方でした。
サッカーU23って何?
どんな意味のある試合だったのかっていうと、U-23は「アンダー23歳」のことで、選手は皆、23歳以下で構成されたチームでの大会だったんです。23歳以下の選手が出られるリオデジャネイロである五輪の最終予選を兼ねていたためです。
ある意味各国の「若い人」の戦いなんですよね。アラサーからすると、なんかずっと元気ない若者がいっぱいいるイメージが変わってきた感じがしたんですよ。象徴的なひとつだとおもうんですけど、今回のU-23をきっかけに東京オリンピックに向けた若いアスリートがどんどんピックアップされていくはずです。
ものすごい楽しみデスよね。
この試合に沈む意味
とまあ東京五輪のように「未来」を見据えた時に重要な試合だったというのは感じるのですが、「過去」に目を向けるとこの試合が行われた「ドーハ」。
おっさん世代は知ってるはずです。
ドーハの悲劇。
ドーハの悲劇(ドーハのひげき)は、1993年10月28日[1]、カタールのドーハのアルアリ・スタジアムで行われた日本代表とイラク代表のサッカーの国際試合(1994年アメリカワールドカップ・アジア地区最終予選の日本代表最終戦)において、試合終了間際のロスタイムにイラク代表の同点ゴールが入り、日本のFIFAワールドカップ初出場が確定するまでわずかな時間を残すだけの状況から一転して予選敗退が決まった試合を指す日本での通称である。
昭和世代の日本代表が涙したこの過去を塗り替えてくれたのが、平成生まれの日本代表っていうところはとっても感慨深いと思うんだよなぁ。
1993年のJリーグ開幕をリアルタイムに見てる人間で、サッカー(キャプテン翼)かバスケ(スラムダンク)という、好きなマンガに部活を左右されたひとたちがいっぱいいた世代だと思うんですよね。
あ、ぼくは「ホイッスル」を読んでいました。
若い人がぐいぐい来てるZE!
ってことだよね。仕事はエンジニアをしているんですが、若い人がどんどん新しいものを覚えたり、すげえ組み合わせで新鮮なものを仕上げてきたりと、ドキリとすることがいっぱいある。
そんなときに思うんだ。自分たちも同じことをしていたのかどうか。危機感もそうだし、インスピレーションもダブルで与えてくれる「下の世代」が頼もしいに加えておっそろしい。
もちろんいい意味だけどw。
足元すくわれないようにこちらも努力で対抗していかないと怖さは怖いままですからね。
「なでしこ」のときは、女性は潜在的にパワー秘めてる!って文字通り体現したできごとだったけど、今回のU-23は同じくらい歴史に残る「若い人間はすげえからな!もっと怖がれよ!」的な事件何じゃないかなと思ったわけですよ。
ただ、すごさ、には「年齢」は関係ないからね。すごさ、と、へんなことしてる、は違うしさ。
いいかげんに動かないと
未来の自分が想像つかなくなっていくよ。
ケツに火がついているのに、ケツを蹴ってくれるひとを待っているのかい?
— 邦hico (@dd_kunihico) 2016, 1月 31
というわけでブログを始めたのも、U-23に影響されたからなんだよね。試合の勝利に、ケツを蹴られた気がしてさ。